椎(しい)

花が咲かない年もあり、咲いても蜜が出ない年があったりと、養蜂家泣かせの樹木。

蜜が出た時を逃さないように、椎(シイ)の木のそばに巣箱を置き、毎日ミツバチの様子をチェックします。

人工的なものは極力使わず、ミツバチの持つ自然な力を引き出すための努力を惜しまず、究極のはちみつ作りに取り組みました。
そしてやっと採れたのがこの椎(シイ)の木のはちみつ。
円やかさの後に感心するほどフローラルな香りが持続します。

椎(シイ)のはちみつを口に含むと酸味と甘さのインパクトがあり

この豊潤さは樹で完熟した長崎のみかんのようです。

本来椎(シイ)の木はブナ科の植物ですがこのはちみつにはエグミや渋さがなく

後味にほんの少しビターな苦みがあるものの、すっきりとしたフルーツエキスのようです。

カリッと焼いたスコーンにたっぷりつけたり、焼きたてのピザにかけてお召し上がり頂いても美味しく。
はちみつが大好きな大人の女性へのプレゼントにぜひどうぞ。